【読書】モモ(ミヒャエル・エンデ、訳:大島かおり)

こんばんは、となカエです。

10月にKindle unlimitedで借りて、

コツコツ隙間に読み進めて、とうとう先日読み終わりました。

  

 

実は最後の章に入ってから、読み終わりたくなくて暫く寝かせてました。

子供の頃は「なんでこれが面白いんだ?」と思いつつも、みんな読んでるからと言う理由で頑張って読みましたが、大人になった今、改め読んでみると、面白かったです。

大人が読んだ方が色々気がつくのでは?とも思いました。

ここから下は、内容に少し触れてるので、絶対にネタバレ嫌だ!って人は回れ右してください。

 

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あくせく時間に追われて仕事して、家のことして、空想にふけることもなく、やっと休日が来ても頭の片隅には明日明後日の仕事のこと。

何やってんだろ…と、ふと虚しくなる。

昔から同じだったんですね。

1973年に発刊され、え、来年(2023年)で50周年⁇

驚き。

「時間とは何か」「大切なものは何か」を考えさせてくれる本。

最後にモモが頑張るところはハラハラし、最後に花が解き放たれるシーンの美しさよ。

小学生のときに読んで、感動したシーンここだったなと思い出しました。

灰色の男たちの薄寒い感じ、なんでこんな不気味なんだ。

心にも時間にもゆとりがなくて、しんどくなって虚しさを少しでも感じてる人、感じたことがある人には是非とも読んで欲しい。

めちゃくちゃ長いけどね。

Kindleで表示されてる平均時間は14時間49分。

この数字でちょっと挫折しそうになったわ。

でも読んで良かった。

ふとした瞬間に手に取って読みたい本。

特に暴力的なシーンが激しいわけでもなく、
少しひやひやする程度なのが、私の心臓にとてもいい。

安心して読める。

児童書っていいな。

また別のを読んでみようかな。

内容は、他のサイトであらすじから結末までわかっちゃうけど、言葉選びやシーン展開は実際に読んでみないと得られない感動がある。

そんな私は最近めっちゃ時間どろぼうに時間盗られてる。

1日が早い。特に何かしてるかってわけではないけど、あっという間に終わってしまう。

私の時間の花、盗まれてる。

あー!のんびりしたいよー!

比較的のんびり過ごしてるはずなんだけど、時間がないと感じてしまう!

時間どろぼうはすぐそこにいる!

 

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